Snow Manの雪に埋もれて

Snow Manを応援しています

大晦日に経験した別れ、そして嵐

2021年、新しい年となりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

大晦日、皆様色々な想いを抱えながら

迫りくる時間を胸に刻みながら

お過ごしになったことでしょう。

 

たくさん、泣きましたね。

私も、思い切り泣きました。

 

ずっと忘れないであろう、

過去にないであろう、

特別な大晦日となったこの日を

大切に記しておこうと思います。

 

「大切な人との別れ」を経験したお話です。

この類が苦手な方は、ぜひ目次で

「嵐」の方だけクリックしたら

記事に進めますのでそちらへどうぞ。

 

ただ、誰にでも訪れる「別れ」の機会。

形式にとらわれない機会も増えるお葬式。

コロナ禍における状況で、

心行くままに見送ることができた経緯を

なにか参考になることがあればと思い

記しておきますのでそちらもぜひどうぞ。

 

※ステマではないのでご安心を

 

身内を見送る大晦日

自宅にて闘病生活を続けていた身内が、

自分の意志で終末期医療、

緩和ケアに入院してちょうど1週間。

 

コロナ禍でも面会を許されて

2度目の面会へ向かっていました。

面会希望が車椅子の方だったため、

どちらかというとその「介助」を兼ね

身内の面会へ向かいました。

 

1週間前に会った時とはまるで違い、

会話も困難になっていました。

 

それでも、面会に来たと分かったようで

頷いたり反応もしっかりありました。

 

別れの日が近いことも承知していたので

どういう形で見送ることがベストなのか、

残される家族で色々話もしてきました。

 

「こういう形で見送るよ」

「家に帰れるから安心してね」

 

そして「この写真を飾るよ」と

写真屋さんで作った遺影も見せました。

 

生きているうちに遺影を見せるなんて

非常識と思われるかもしれませんが、

別れの時が確実に迫っている私達には

1つ1つが本人に届けておきたい

大切な報告であったことをご理解ください。

 

コロナ禍における面会時間は15分。

時間となり帰る準備を始めたところ、

看護師さんから話がありました。

 

「会わせたい人を今連れてきてほしい」

 

病室に入れる人数に制限があるため、

ロビーで待機していた

亡くなる本人にとって

一番大切な人を呼びに行きました。

 

そして会わせることが出来た瞬間、

目が大きく開き、明らかに今までと

全く違う反応がありました。

 

まるでドラマのようでした。

あの光景は一生忘れないと思います。

 

その後、主治医の先生から

「時間の問題だから、面会時間関係なく

近くにいてあげてほしい」と伝えられ

病室に戻った矢先に旅立ちました。

 

看護師さん曰く、深夜の巡回中に

息を引き取っている方が多いという

この病棟の中、コロナ禍という制限の中、

3人で看取ることが出来た奇跡。

 

緩和ケアの先生や看護師さんは

皆さんとても明るくて優しくて、

朗らかに本人の話をしてくださって。

丁寧に綺麗にケアしてくださって、

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

しかも、この日の午前中には

お風呂にも入れていただけたと聞きました。

 

全ての準備が整って、面会の瞬間を過ごし、

本当に台本のようなドラマのような世界。

 

命って神秘的なんだなと感じました。

 

とはいえ、こう考えられるのは

ちょっと落ち着いた今だからこそです。

 

その日はあくまでも

「面会」という気持ちだったので

まさか看取ることになるとは思わず、

突然の事態にかなり動揺しました。

 

そこからは手配、決断、連絡と

タスクに追われ大忙しとなりました。

 

大晦日にお葬式を行うなんて、

人生の中でなかなかない経験です。

 

特に宗派やお寺などにこだわりも無いので

近しい人だけで温かく見送る

自由度の高い葬儀を選択しました。

 

どんな曲を流しても良いとの事だったので

「カイト」の通常盤に収録されている曲を

全てエンドレスで流してもらいました。

 

大きなホールに響き渡る嵐の歌声、

しかもこの日は大晦日、

嵐の活動休止前最終日。

 

根はヲタクなので、やはり

好きなアーティストの歌声を

広い会場で聞けることに

葬儀とはいえテンション上がります。

元気をもらえました。

 

カイトをBGMにしてお焼香。

Journey to HarmonyをBGMにして

届いた弔電を読んでいただき。

 

会場の様子や、花を手向ける

皆さんの様子を動画に収め

二度とないこのお見送りの機会を

携帯に沢山記録しておきました。

 

厳かな中でも、温かさに溢れた

いい見送りの形が出来たと思います。

 

そして火葬場で拾骨をし、

係りの方が骨壺に収めた瞬間。

窓から雪が降り注ぎ始めました。

 

雪の予報は出ていたのですが、

大粒の雪がちょうど降り始めました。

 

とてもドラマチックだったので

あの光景もきっと忘れません。

 

Snow Manを好きになってから、

初めて見る大粒の雪。

降り始めた雪に包まれながら帰りました。

 

 

嵐を胸に刻む大晦日

プライベートがバタバタしていたので、

しっかりライブを見る時間と余裕が

あるのだろうか心配していたのですが。

 

一通り終わって、自宅にてゆっくり

嵐を見届ける時間が出来ました。

 

レコ大の嵐も、身内の最後の夜で

泊まっていた場所で見ることが出来、

一通りの彼らの出演の機会は

逃さず見ることが出来ました。

 

そして始まったThis is 嵐 LIVE。

 

 

セトリが最強だった。

 

嵐が歌う曲に、伝えたい想いが

しっかりと込められていると感じました。

 

風の向こうへのラップで泣いて。

ステゴーがフルで泣いて。

台風ジェネレーションもフル。

 

そしてそしてそして。

 

私がずーーーーーーっと

聞きたくて仕方がなかった

 

明日の記憶

 

嵐が歌ってくれました。

 

(いつもアラフェスの

リクエストに入れていた人)

 

でも。

 

活動休止前、最後の日に

この歌を歌われると思っていなかった。

 

「明日」の意味が重すぎた。

 

何色の明日を描きますか 

 

何色の未来が待っていますか

 

個人的に「命」について

強く感じた1日だったので

余計に沁みて胸が詰まったし。

 

嵐がいなくなった「明日」が

まだ考えられずにいて。

 

ただただ悲しい。

 

でも、嵐らしい場面も多くあって。

 

尺が決まっているだろうに

お着替えグーパー決まらないとか。

 

最後のMCなのに突然相撲取る緩さとか。

(お知らせのないMCって悲しいね)

 

翔潤「キュン→ハート」には

飛び上がったし。

 

5人並びでニノが潤ちゃんの背中に

ずっと手を当てている所とか。

 

やっぱり潤ちゃんの

下まつげは綺麗だなぁとか。

(見るところが独特すぎる人)

 

Jr.もとても豪華だった。

 

スノを推すようになってから、

IMPACTorsは身内だと思っているので

4人出ていたことに驚いたし嬉しかった。

いいチャンスもらえて良かった。

これからも頑張ってほしい。

 

5人の挨拶もとてもよかった。

 

翔さんの挨拶は、安心安定の組み立て感。

1つ1つの言葉選びが秀逸だった。

 

最後の最後に、泣いてたね。

手を繋いで5人で並んだところで。

 

それまでずっと我慢して

歯を食いしばったりしてたね。

 

我慢せず泣いちゃえ!って思ってた。

 

翔さんの瞳に映る4人の姿。

特別でかけがえのない光景。

いつか、あの時の想いを

どこかで聞けたらいいなと思う。

 

翔さんらしいな、と思ったのは

配信画面最後のメッセージに

書いた時刻を添えるところ。

 

こういうことが出来る人だから

好きになったんだと自覚しました。

 

 

個人的に、一番胸に刺さったのは

 

「守ってくれてありがとう」

 

智くんの言葉でした。

 

5人それぞれから沢山

感謝の言葉は聞いてきたけれど。

 

今でもこれを思い出すと涙出るほど

一番心に刺さった言葉でした。

 

ファンとして、声援を送って

精一杯出来る限りの応援をして

思いを届けてきたつもりです。

 

「応援してくれてありがとう」

「支えてくれてありがとう」

 

そうやって言われるのも嬉しいけれど。

 

「守ってくれてありがとう」

こちら側にその自覚が無かったから

不意打ちを得た嬉しさがありました。

 

嵐を守ってきたのは間違いなく彼ら5人で。

周りのスタッフの方々で。

ファンが守らなければいけないほど

嵐は弱い存在ではありません。

 

でも、純粋な「好き」という気持ちが、

彼らを守ることに繋がっていたのなら。

強い味方でいることができたのなら。

 

好きな人から言われて

こんなに嬉しい言葉はありません。

 

アイドルを応援していくうえで、

また1つ勉強になりました、ありがとう。

 

 

「後輩は嵐のようになりたいとか

そういうことは言えなくなります」

そうやって挨拶していたニノ。

 

(阿部ちゃんも見てたよね、きっと)

 

でも、嵐が目指した場所や

築き上げてきた実績は

永遠に後輩の目標になるでしょう。

 

そこに1つずつ色を付け加えて

夢を掴み取ってほしいと思います。

 

 

明日からこの4人に突っ込めなくなる、

にのにとってのかけがえのない時間が

無くなることの悲しさを感じました。

 

宇宙とMADEの名前を出した時に

「わっ!」って思いました。

嵐のバックといえば、だから。

 

 

相葉さんは、もっともっと

語りたかったことがあった気がします。

でも、泣きそうでやめちゃったかな。

 

嵐にとって大きな転機となった

24時間テレビで披露してくれた「手紙」

 

「トップになりたいって夢

絶対叶えようね」

 

僕を除いた4人は人間としてトップと

言っていたけれど。

 

相葉さんも4人と同じくトップだよ!

 

2021年、個人で抱えるお仕事が

相葉さんは多くなったと思うから。

全力で応援しています。

 

 

そして、私の原点である潤くん。

私を嵐に導いてくれた人。

 

何度も言葉に詰まって。

何度も気持ち立て直して。

1つずつ丁寧に語ってくれた挨拶。

 

「お元気で」なんて、

そんなこと言われると思ってなかった。

寂しい、とても寂しい。

 

ずーっと上見てたね。

メッセージ見てたね。

 

あなたが届けてくれたもの、

見せたかったもの

やりきれなかったこと、

悔しかったこと、

色んな思いがあったと思うけれど

このライブを作り上げるために

全力を注いだこと、伝わっています。

 

この嵐のライブの演出が

潤くんにとって最後とならないことを

強く強く願っています。

 

正直な話。

嵐のライブみて、

めちゃめちゃ泣いたんですね。

 

その日のお葬式より泣いたんです。

 

お葬式については、最後まで

気が張っていたというか、

表立ってやることが多かったから

悲しみに浸る余裕が無かったかもしれないし。

看取った病院で泣き切ったこともあって

「やり切った」感がありました。

 

だからこそ、

「受け取る側」となった配信ライブは

めちゃめちゃ泣けました。

 

嵐も、もしかしたらそういう感情が

あったのかもしれないと思ったんです。

 

今はやり切ることが優先である。

自分たちにはその使命がある。

 

だから、やり切った最後の最後

翔さんも感情がはち切れたのかなと。

 

その気が張っていた糸が緩んだ先に、

彼らにどんな感情が湧いてくるのか

想像しかできないけれど。

 

5人の関係性がこれからもずっと

続いていくという安心感は

あのライブで彼らの言葉として得たから。

 

5人が横並びで手を繋いで高く掲げて

少しずつ消えていった最後。

 

とても儚くもあり、それと同時に

ちょっと安心しました。

 

現時点で、最後に見た

生配信の嵐の光景が

あのシルエットだったことを

しっかり目に焼き付けたから。

 

また5人に出会えることを夢見て。

 

2020年12月31日。

大きな旅立ちに接したこの日を

これからもずっと忘れない。