Snow Manの雪に埋もれて

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大人が青春を体感できる映画「ハニーレモンソーダ」【ネタバレあり】

Snow Man

ラウールくん主演映画

「ハニーレモンソーダ」

 

2021年7月9日公開

おめでとうございます!!!

 

ライブビューイングの日はお仕事で、

劇場に足を運べないのですが

公開初日が休日だったので映画館へ。

(付き合ってくれたお友達ありがとう)

 

グッズ買って、パンフ買って、

映画の初日ってワクワクしますよね。

 

 (マステがあったら買ってしまう人)

 

「滝沢歌舞伎ZERO

2020 The Movie」以来の映画鑑賞。

 

もともと、超狭い分野のエンタメで

充実して生きていける類なので

ドラマも映画も何事も、

自分が興味を持つ人が関わっている

お仕事のみ追いかけています。

 

よって、この「しゅわきゅん♡」な

キラキラ青春ストーリーを見るのは

いつぶりなのでしょうか???

 

ひょっとしたら、映画の

花男ファイナル以来?

 

 

(ほぼ化石じゃん)

 

 

あとね、もっと怖い話すると。

 

 

去年の9月に買ってるんですね、私。

コミック本を。

佐久間くんも「読んでる!」と勧めてくれて

買ってたんですよね。

 

実は、、、

 

映画を観た後に

やっと読み始めました。

(激遅)

 

なので。

 

「あああ!

映画で観たまんま!!」

とようやく震えている次第です。

 

そもそも、漫画を読むという時間を

あまり経験していないので

こうしてコミック本を購入して読むのは

めちゃめちゃ意外な事なんですよ。

 

今までしてなかったことを

こうして自らするようになったのも、

全部全部恋のせいにしてしまおう。

 

全部全部、君のせいだね。

 

全部全部、

佐久間くんのせい。

 

と、Snow Manの新曲であり

ハニーレモンソーダの主題歌である

「HELLO HELLO」の宣伝をした所で

ようやく映画の感想について

語ってみようと思います。

 

(自軍に似て前置きが長くなりがち)

 

以下、ネタバレを含みますので

OKな方のみお進みくださいませ。

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~

 

 

鑑賞後、こんなツイートをしています。

 

「所々で泣いた」って書いてますけど。

 

実は、、、

 

めっちゃ泣きました。

(お友達にも若干引かれた)

 

吉川愛ちゃんの演技がすごくて

石森羽花という人物像に

感情移入しすぎました。

 

いじめられている所、

「助けて」と言えた所、

離れていく界に

ストレートに思いを伝える所。

 

芹奈ちゃんがダメ元で

界に気持ち伝える所でも泣いたし。

 

泣け過ぎちゃって

加齢を感じました。

 

 

思いついたポイントや感想を

順序ごちゃごちゃですが

綴っていこうと思います。

 

 

 若者しか登場しない映画

まず最初に思ったのはこれ。

キーポイントとなる大人がいません。

(原作は羽花ちゃんのご両親や

怪しい雰囲気の先生とか出てくる)

 

マジで青春映画。

 

余計な視点が入ってこないので、

彼らの純粋な視点が描写されている感じ。

少女漫画原作だからこそ、

リアルな実社会が不要で。

色々と面倒な事を考えなくて済みます。

確立されている世界観。

 

学生の時って、周りの環境が狭くても

それが自分の全てだと思いがちだし

結局はその枠組みからはみ出せなくて

「学校」という仕切りに狭まれていて。

だからこそ、経験できるものもあれば

傷つくことも沢山ありますよね。

 

とくに、自分が学生だった頃は

ネットもなければスマホもなくて。

娯楽のツールも、人間関係も狭くて。

そんな青春時代を過ごした自分が、

もしかして、今の世の中にワープしたら

一体どんな青春を送ったんだろうか。

そんな風に思いを巡らせることができました。

 

ついつい、大人が登場してしまうと

その立ち位置が自分に近いからこそ

引っ張られてしまう感じがして。

 

だから、主要キャストが若者のみという

(界くんに絡む常連のお姉さん以外)

余計な視点が不要

世界観が最高に良かったです。

 

 

 

三浦 界という人

冒頭からの「王子様キャラ」すごい。

「俺様」が最高すぎた。

あのスクリーンにいるのは

ラウちゃんじゃなくて

界くんだった。

 

塩対応男子が、羽花ちゃんとの出会いで

徐々に解けていくところ。

ふと笑うところ。

バイト先では大人対応なところ。

 

そして、羽花ちゃんの大切さに

気付き追いかけるところ。

 

(元カノの存在を知って

リアルにうろたえてしまった私)

 

あの界くんを、リアル17歳の

ラウちゃんが演じているとか

最高すぎん??

 

キスシーンも何もかも

とっても美しかった。

 

キラキラしてた。

 

 

「枕でキス練 withめめ」が

過ってごめん。

 

後半の界パート、買ってきた夕食を

床にぶん投げちゃうところとか

”17歳のラウちゃん”を感じた。

 

普段乗らない自転車を

全力で漕いでるところもね。

(パンフレット参照)

 

 

 

石森 羽花という人

石森担になりました(唐突)

劇中、ずっと応援してました。

「がんばれ!」「がんばれ!」って。

 

女の子って、憧れの存在とか

恋をすることによって

とっても輝きますよね。

 

陰キャな感じもとても上手だった。

お弁当仲間に入れてもらった所で、

突如饒舌に語りだす感じとか。

お友達をはっきり線引きして始める所とか。

 

石でいればいい、それでいい。

そうやって生きてきた羽花ちゃん。

 

実は、相当強い人なんじゃないかと思う。

我慢し続けて耐え続けて。

間違いなく私よりも強い。

そして、誰よりも人をよく見てる。

 

1歩踏み出す勇気がないだけ。

大人しくしている方がいい。

1人でいる方がいい。

そんな羽花ちゃんが羽ばたいていく姿。

 

ハニレモの面白いところは、

この界くんと羽花ちゃんを演じている

ラウちゃんと吉川さんがそれぞれ

原作のキャラクターが

「自身と真逆」であること

なんですよね。

 

キャラクターも違えば、

本来のラウちゃんは数学が得意で。

 

インタビューを見ていても

そのお話はよく出てきて。

だからこそ演じきれたかもしれない。

 

 

私的最大のキュンポイント

色々あったんですが、

一番印象に残ったのは

 「手を繋いで登校したシーン」

 

校門くぐって女子に囲まれる

謎の花道ができる世界は

いくつか見てきたのですが。

(参照:花より男子、山田太郎ものがたり)

 

あの花道を、

手を繋いで通るなんて!!!

 

めっちゃ見せつけてくる。

(自分もあの花道でざわつく女子の感覚)

 

あと、1日1個質問に答える時の

「内緒」だか「秘密」みたいに答える

界くんが可愛すぎてだな??

 

めっちゃイチャイチャすんじゃん。

(褒めてる)

 

トゥンカロンを一口で頬張る所とか。

(超伏線だった)

 

界くんと羽花ちゃんの

ラブラブなシーンは

見ていてとても幸せになりました。

 

 

 

界と羽花のお友達

岡本夏美さん演じるあゆみちゃんが

超可愛くてビビった。

髪型とかヘアアクセとかピアスとか

常に可愛すぎて困った。

 

私が男子だったら、

あゆみちゃんが良いなって思った。

(なにそれ)

 

堀田真由さん演じる芹奈ちゃんは、

ちょっとお姉さん感があって

仕草とか田中みな実さんがよぎり

いい意味で大人を感じた。

(特に浴衣姿)

界の元カノであることに、

ついつい嫉妬をしてしまった。

(石森担なので)

でも、めっちゃいい子だった。

 

界は女のセンスがいい。

 

っていうか女子みんなカワイイ。

 

坂東龍汰くん演じる瀬戸くんは、

ノリのいい自由奔放キャラ。

あぁいう子がいると明るくなって良い。

恋愛に対して、ちょっと鈍いところも

またかわいいじゃないか。

そして、友達思いな場面にキュンとした。

界とあゆみちゃんが言い合いになった後、

あゆみちゃんのことをかばいに来たような

あれは友達なのか幼馴染なのか恋なのか、

そこまではっきりとは分からないけれど。

大切な存在を守るための男らしい行動。

 

界が羽花を追いかけるために

「俺の自転車貸してやる」って

鍵を渡してたのもカッコよかった。

そうだよね、タクシーとかの世界じゃなく

チャリ貸してくれるんだもんね、青春。

 

そして最後。

濱田達臣くん演じる高嶺くんは、

つかみどころのないキャラだった。

界に似て、大人で冷静な感じ。

 

ただ、わりと早い段階で

「石森ちゃんのこと好きじゃね?」と

女の勘がちょっと動いた。

それは後半パートで確信に変わった。

(羽花と友哉のシーン参照)

 

彼もまた、友達思いなのだろう。

界が自分の気持ちを認めたからこそ

敢えて宣戦布告することもなくて。

いや、わかんない。

いつかそういう時が来たら、

奪い去っていくのかもしれないけど。

 

達臣くんといえば、怪物くんで。

海荷ちゃんを見れば怪物くんで。

小さいころから見てきた子。

親戚のおばさん感覚が抜けません。

そして、今は見事なほど

「ラウ担」を自称自認している様子で

嬉しい限りです、ありがとう。

 

いい子ばっかり!!!

ハニレモキャスト、最強。

 

 

エンドロール

HELLO HELLOがフルで聞けて幸せな時間。

2番に佐久間さんのパートあったしね!

っていうか、

目が足りない案件発生。

 

目も耳も忙しいお時間です。

 

 

スノハロをBGMに、キュンなシーンが

複数流れるエンドロール。

 

(後で原作読んだらそのシーンあった)

 

微笑ましく見ていたところに

大きな爆弾がありました。

 

またチューしてるやん。

 

口開けて?

 

(フリーズ)

 

こうやって聞こえましたよね?

え?どういうこと???

17歳がなんてことを言いだすんだ?

 

カットかかったら

周りにめっちゃ大人居た。

 

心臓に悪い。

 

(結局、3回もキスしてた)

 

ともあれ、エンドロール後の

界と羽花の関係性が見られてよかったです。

 

お互い下の名前で呼び合って、

羽花ちゃんの敬語もなくなって。

 

 

 

個人的に気になるポイント

 

 ・席替えしてなさすぎ

(冬までの間、1回のみだった)

 

・制服のアレンジ効きすぎ

(校則が自由で驚く)

 

・備品倉庫に歯ブラシ2本

(同棲かよ)

 

・オシャレなカフェで勉強

(原作はファミレスだった)

 

・キリンレモンの登場回数

(スポンサーさまさま)

 

・主要ポイントの距離感

(藤沢ーみなとみらい間チャリ激走)

 

界くんが心を閉ざし始めた

心の傷の深さについては、

2時間ほどの映画に凝縮するのは

なかなか難しいところがあります。

 

(もっと重い話かと勝手に想像

>昼ドラレベル)

 

でも、ラストで羽花ちゃんに

「大切な人がいなくなるのが怖い」

というセリフがあったからこそ

とても納得できました。

 

しかも、このセリフは

ラウちゃんと監督で話をして

増やしたセリフだとパンフを読んで知り。

このセリフのありなしで、

響いてくるものが強くありました。

 

ドラマなどである程度の登場人物や

ストーリー展開が周知されている物と違い

原作のみ提供されている世界では、

触れている人が少ないと思っています。

(私も買っていたのに読んでいなかった)

 

ほぼゼロの情報量で観た映画だったから、

純粋に思う事や感じる事も出来ました。

 

そして、ようやく原作を読んで

映画の内容を反芻している状況です。

 

大好きなSnow Manの主題歌、

リアル17歳が演じたヒーロー。

映画館に足を運んで鑑賞して、

大人な自分が青春を体感できました。

 

キラキラとまぶしい世界が

目の前で体感できる贅沢。

 

ぜひ、多くの方に足を運んで頂きたいです。

 

この夏の「しゅわきゅん」を

体感して頂けますように。